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何か虚しいな…◆qBMinamin.の岩崎みなみとヘッドホンと携帯デバイス等等ブログ
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STAXのイヤホン、SR-001MK2のファーストインプレッションです。
デザインは地味で古臭い感じがします。
逆に言えばレトロチックな良さもあります。
装着感は割と良し、しばらくつけていると耳が痛くなることもありますが。
音漏れは普通のインナーイヤーホンぐらいはします。遮音性もそれと同程度です。
アンプは大きくて持ち運びには不便さを感じます。
アンプの音量調節ツマミは細かい調整まで出来るのでベストな音量に持って行きやすいと思います。
肝心の音ですが、若干中低音より~かまぼこ。
コンデンサ型はバランスドアーマチュア型と同じく低音の再生が苦手で、低音は出ていますし量も大めなのですが、音圧も無く肉厚感も無いので、存在感が希薄です。
また、高音部に関しても、若干の伸びの悪さがあるようにも感じ、この辺が全体的に音抜けの悪さにつながっているようにも思います。
しかし高音の綺麗さについては非常に良く、艶やかでキラキラ輝くように鳴るものの、それでいて痛さは全く無い、丸く優しい音です。
ボーカルは少しだけ靄がかかったような音抜けの悪さを感じるものの、こちらも艶が乗っていて美しいです、粗さを感じることもありません。
音場は広く、繊細な音色は外の空間に溶け込むようで、ドライバーの大きさもあってか、イヤホンらしい窮屈な印象は一切受けません。
音の丸さからあまり解像度が高い!という印象は受けないものの、たまに覗かせる繊細な鳴りは、解像度の高さを感じさせます。
滑らかな音質ですが音の立ち上がりが早く、音数が増えてきてもごちゃごちゃ音が混ざってしまうことはありません。
薄っぺらい低域はドラムをテンポよく刻むのに相性がよく、その音の立ち上がりの良さもあいまって意外にスピード感が出ることもあります。
基本的に希薄な音色で支えのあるしっかりした音楽を再生するには向かないものの、ピアノソロ、ボーカル系にはかなりの能力を発揮します。
窮屈さも無く、いやみのある音も出さないので、綺麗な音色の音楽ほど気持ちよく聴けます。
激しい音楽、重厚感が必要な音楽については、各個人がコンデンサ型の鳴りを許容できるかにかかっているように感じます。
それさえ許せるなら、決して相性が悪いとは言えないでしょう。
イヤホンというとどうしても小さいスケールの中でキンキンと細い音色で迫力をつけているものが多いのですが、その中でこいつはイヤホンらしからぬ余裕を感じさせる滑らかな音色。
外出中ではそうそう味わえないゆったり感を満喫できます。
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