何か虚しいな…◆qBMinamin.の岩崎みなみとヘッドホンと携帯デバイス等等ブログ
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K181DJの初期レビューです
音の印象はまた変わる可能性が大なのであしからず
各所で言われる装着感については悪い
付け心地自体はパッドが心地よく良いのだが、じわじわと側圧が効いてきて、30分もすればかなり頭が痛くなる
頭のてっぺんも痛くなるし耳も痛くなる、ダブルで強烈
ケーブルは着脱可能かつ取りまわしの良いしなやかでやわらかいケーブル
AKGのケーブルはとても良いものだと思う
肝心の音質だけど、やっぱり低音がすごかった
重心は低域より、音の丸さや表面のつるつるさからしてローファイチック
低域は暗くてトロっとした質感
音圧が強くかなり肉厚、濃い濃い
低域の量感はすごいんだけど中域高域は埋もれず聞こえるし、しかも繊細
高域はやや上ずってて鮮やかな表現、低域が支配的だけどあまり暗くならないのはこの高域のおかげ
音像はやや近いがそこまで気にならない
とりわけこのヘッドホンは高域の自然な抜け方ゆえ、あまり詰まった感じがしない
音漏れが意外に多いんだけど、多分うまい事音を逃がして閉塞感を取り払ってるのかな
ただ、超高域にかけてはもうちょっと派手でも良かったんじゃないかな~と、少し伸びに欠けると感じることもある
いくつかヘッドホンと比較してみると
VS K240S…同じAKG、K240Sの方が地味
低域はK181DJの方が伸びて、高域はK240Sの方が伸びる
K240Sの方が自然な音色で繊細、聞き比べるとK181DJの高音はやや乾燥していて上ずっているのが分かる
音の圧力では比べ物にならないほどK181DJが強い
どちらも自然な音色が好印象だが、低音いらないならK240S、低音欲しいならK181DJで
VS MDR-XB700…市場に出てまだ間もない新入り低音ヘッドホン
同じ低域が売りの2機種だけど、音は全然違う
XB700はブーミーで圧力は少なめ、音場全体を低域で満たして終始低域がバックで支えている
K181DJはやや締まっていて圧力が強く、必要なときにガツンと打ち込んでくる
たとえばベースを聞く際、XB700はズッズッという鳴り方なら、K1818DJはドッドッという感じ、うん、そんな感じ
高域の自然さ、繊細さはK1818DJの圧勝、XB700の高音は汚い
また、XB700は音像がはっきり定位していて、そこから団子状にほぐれず聞こえてくるが、K181DJは自然にほぐれて聞こえてくる
低域の量感重視ならXB700、音圧重視ならK1818DJ
VS ATH-ES7…音圧が強いもの同士って事で
どちらも音圧は強いが、K181Djの方がさらに力強く重い
その分ES7には軽快さ、ノリの良さがある、K181DJは暗く重苦しい雰囲気なのに対し、ES7は目覚めるような鮮やかさがある
また、ES7全域にわたって線が太く、厚みもある
だが音の抜けがすこぶる悪くて、閉塞感が漂う、ゆえに音の自然さではK181DJが優位
高音はK181DJの方が上ずり気味だがES7は押し出し感が強くて鮮やか
ノリの良さ重視ならES7、自然さを求めるならK181DJで
VS PortaPro…昔から人気の低音ホン
低域は単に量ならPortaProの方が多いが、下までの伸びは比べ物にならないぐらいK181DJ優勢
PortaProは低音が多い割りに軽快ってのが売りだから、K181DJとは全然違う音作りだから比べるのもあれだけど
軽快さならPortaPro、圧力欲しいならK181DJで
他、高音寄りだけどDJ1PROの低域は、K181DJと近しいものがあった
やっぱりDJヘッドホンってのは圧力が大切なのかも知れない
HD600やAT-D5000、DT990PROも低音多いけど、あまりに質が違うので比べるものではなかった
まとめると、割りと自然な音色を確立してるヘッドホン
派手すぎないところが良い、使い道が非常に多くて
オーケストラを聴くのが実はかなり良いヘッドホンだと気づきました PR ![]() ![]() |
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