何か虚しいな…◆qBMinamin.の岩崎みなみとヘッドホンと携帯デバイス等等ブログ
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Yahoo!オークションにてSANSUIのプリメインアンプ、AU-D907Fを購入しました。
スピーカ用のアンプとしては、TRIOのKA7300を使用していたのですが、左右の音のバランスが変になったりノイズが乗る様になったりして、ついには音が出なくなってしまいました。 修理するにも色々ガタが来すぎて大変そうだったので、新しいアンプを購入することにしました。 そこで低価格で評判の良いTOPPING系デジタルアンプ、LIHAO.HIS Acoustic Ⅲを購入してみたのですが、どうも高域の伸びが少し悪くていまいち好きになれませんでした。 ただ、価格の割りに良いアンプだと思います、レビューはいずれ…。 Acoustic Ⅲの音に満足がいかなかったので、他のアンプをオークションで探し、AU-D907Fに目を付け、落札。 1万円程度で購入することが出来ました。 シルバーを購入しましたが、見た目や質感はとても良くて見栄えは良いです。 音色は中高音が瑞々しく滑らかで明るいアンプで、駆動力も十分にあり、同じSANSUIやTANNNOYのスピーカも気持ちよい音が鳴るようになりました。 スピーカ用のアンプとしては勿論良い仕上がりで満足したのですが、このAU-D907Fというアンプ、ヘッドフォン端子の出来も実は良いものでありました。 あまり期待もせずヘッドフォンを刺して聴いてみたところ、何とも良い音を奏でるではありませんか。 KA7300やEDIROL MA-20Dのヘッドフォン端子では音のバランスが低域に振り切っていて、それ以外の音が埋もれてしまいとても聴けたものじゃありませんでした。 しかしながらAU-D907Fは、中高域もとても明るく響いて、鮮やかな音を出すのです。 バランスとしては若干低域寄りですが、その駆動力からかとても引き締まった音を出し、他の帯域を濁すことはありません。 存在感は確実に増すのに、決して膨らまず、とても低い帯域までしっかり出るようになる辺り、さすがスピーカ駆動用のアンプです。 中~高音にかけては若干鮮やかに色づけされていて、朗々と響きます。 特に中域は非常に充実していて、これまで埋もれていた音がぐんと存在感を増して聴こえてきて、このアンプを通して初めて存在を知った音もいくつかありました。 今までヘッドフォン用のアンプはポータブル用のアンプしか無く、まともなものを所持していなかったため、こんなにヘッドフォンが豪快に駆動しているのは初めて聞きました。 一番ガラリと変わったのは定位で、しっかり低域が下に定位するようになり、ボーカルは正面に、高域は上に向かって突き抜けていきます。 低域が響くのに、鮮やかで、音の分離もとてもよく、全域が前にせり出してくるよう、まるでヘッドフォンの印象が変わってしまいます。 雄大に響くけど、野暮ったくない、低域は重く、高域は煌びやか、でも中音は凹まず、しっかり主張する。 低域を増やせば高域が目立たなくなってしまう、スピード感を出そうと思えば低域はあまり響いてはダメなど、「あちらを立たせばこちらが立たず」状態になるのがオーディオだとあきらめていたのですが、この音は明らかにどの面をとっても質が向上していました。 携帯プレイヤーの音質差やポータブルヘッドフォンアンプの有無など、ほんの細かい差に感じてしまうほどのなりっぷりです。 こんなのアリかよ!今まで聴いていたのはなんだったんだ。 やはりヘッドフォンにも良いアンプは必要みたいです。 ヘッドフォン駆動のことだけ考えても、1万円ではとても手に入らない質だと思うので、もし1万円くらいで手に入れられたらコストパフォーマンスに優れていると思います。 他のプリメインアンプはどれほどのものかは知りませんが、なにぶんスピーカ駆動用のプリメインアンプなので、ものによってはひどい音を出すヘッドフォン端子も存在するでしょう。 古いアンプ、しかもヘッドフォン端子の音なんて、いくらネットでもレビューはほとんどありません。 古いプリメインを購入するときはヘッドフォン端子の音が良ければラッキーくらいの面持ちで挑むべきです。 この、AU-D907Fはどうやら当たり機種だったようです。 PR ![]() ![]() |
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