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何か虚しいな…◆qBMinamin.の岩崎みなみとヘッドホンと携帯デバイス等等ブログ
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傾向はほぼフラットながらも、多少ドンシャリの気がある感じです
低域はそれなりに低いところから出ていて音圧もあり、なかなか量感にあふれますが、音ヌケが良いこともあって篭りと感じることはそれほどありません
ふっくらした温かみはありませんがドライブ感があり、力強さを感じます
さすがはダイナミック型と言うか、低域の多いソースではハウジングがブルブル震えて面白いですね
中域は少し量が少ない気もしますが、過不足ってほどでもありません
ボーカルが弱いのでちょっと音量を上げたくなります
若干音の荒さが耳につくことがありますね
ダイナミック型なのでBA型のような滑らかさは出ないため、仕方ないんですが
高域はなかなか繊細で美しい響きです
線は細め、また超高域にかけては伸びが足らない気もしますが、おかげでそこまでシャリつくことなく、ボーカルのサ行も痛みは感じづらいです
全体的に芯が通った固めの音で、小音量でも聞きやすいです
金属的な響きで、密閉型のため余韻も残りやすく、空間奥に薄く漂う残響音がたまらないです
ギター系の響きが美しいですね
一音一音が軽めでスピード感があり、低域のドライブ感とあわせて非常にノリが良いです
また透明感もあって見通しがよく、音の分離もよろしいです
低域の多いベースでもボーカルが埋もれることなく響いてきます
イヤホンとしては大きめの13.5mmドライバーを搭載したにもかかわらず、うまく制動が利いていて繊細な鳴り方をしてくれますよ
またこのイヤホンは低域を多く耳に届けるように、インイヤ型からにょきっとノズルが伸びた様な形をとっていて、ノズルの先っぽと後ろの平らな部分2箇所から音が出るようになってますが、この形状のおかげか音が立体的に聞こえます
ただこの形状は、後ろ側の穴から音がビュンビュン漏れていくという諸刃の剣なところもあります
それでもこの形状を使用したのは音漏れより音質を優先した結果でしょう、この音漏れがないと多分結構低音が篭ると思います
音場はまあ普通といったところでしょうか、少し左右に広がりを感じることもあります
雑音下で使用すると低域がほぼ聞こえなくなり、シャカシャカに聞こえます
ただ中高音はエッジが効いた鳴り方なので騒音に負けることなく音を立たせてくれます
意外に小音量でも聴き取れるだけの音は出しますが、外でも低域が効いた音楽を聴きたいぜって人はもっと遮音性の高いイヤホンを探すべきでしょう
静かな環境で使用すれば重い低域が鳴っているのが確認できます
外では軽く音楽をたしなみ、家ではじっくり低音に浸かるという使い方ができ、万能選手ですね
得意ジャンル、苦手ジャンルはこれといってありません
生楽器の表現もうまいですが、打ち込みの表現はそれ以上に感じます
電子音、かなり得意だと思いますよ
DAPの付属イヤホンからのステップアップには最高の機種の一つだと思います
iPod付属イヤホンから変えた場合、まずレンジの広さと音の分離、空間の透明度にびっくりすること間違いなしです
iPod付属イヤホンはかなり中音ベースなので、若干ドンシャリ気味のこの機種は楽器がにぎやかに感じると思います
音量は多少とりづらい感じもしますが、とりたてて言うほどではないレベルです
目立つ不満点が見当たらず万人ウケするチューニングなので、失敗したと感じることはあまり無いはず
唯一の欠点は音漏れですが、最近発表されたMDR-EX500SLは、90SLの音を残しつつ音漏れを改善したという後継機にあたる機種で、10月発売予定です
音漏れがどうしても嫌な人は500SLの発売を待つのも手でしょう
価格は2008年9月2日現在、価格comの最安値が6850円です
コストパフォーマンス良すぎです、これで7000円弱はあり得ません、まとまりすぎです
四輪で言うところのホンダFitみたいですね、ウルトラハイコストパフォーマンス機種です

まとめ
・特に欠点の無いバランス機種、強いて言うなら音漏れ
・得意ジャンルはロック、ポップス
・6850円(2008年9月2日)
音の好み度
40点(90点)
質感等
75点(95点)
※前方の点数は価格を考えずつけた点数で、()内のは価格を踏まえたうえでの点数です

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妥協無い質感、妥協無い音質、妥協無い価格設定
バランスの良さは随一のハイコストパフォーマンスイヤホン、MDR-EX90SLです

私をイヤホンスパイラルに引きずり込んだ張本人です
10proを買うまではずっとレギュラーで活躍してくれてました
バッグの中にはいつも入れて持ち歩いていたお気に入りのイヤホンです
外見ですが、私の持っているイヤホンの中では一番高級感があるかも
アルミ削りだしのボディで手に持ったときのひんやり感が良いですね
銀と黒を基調にしたデザインは非常にシャープな面もちで、いかにもキレた音を出しそうな気配を漂わせています
大きくRとLが印字されておりすぐに左右の判断がつきます
しかもその字は装着すると耳に隠れる位置にあるんですよね、いやー、その辺の配慮も凄い
ケーブルは右が長くなっていて、首の後ろを通して肩にぶら下げられます
耳に付けていないときも肩に掛けられるのは便利です
大手メーカーの出すイヤホンは外装がとてもきれいにまとまっていてワンランク上の質感を持っていますね
ここまで外装にお金をかけられるのは大手メーカーならではです、特に日本メーカーのものは作りもしっかりしてますし
ただ気になる点もいくつかあって、まずケーブルが細くて頼りない印象です
結構断線被害を見かけます、私は運良く千切れたことはありませんが
ハウジングがでこぼこした形なのでよく鞄の縁とかに引っかかるんですよね
慎重に取り出さないと先っぽだけぽっつり取れそうですよ
sonyロゴの塗装が施されていますが、使っているとすぐに剥がれ落ちます
後はパーツが結構剥がれるみたいです、色々と
全体的に華奢ですが、うちの90SLちゃんはホントよく耐えてくれる
iPodに巻き付けて使ったりしてたけど全然壊れないし
最近はちゃんと付属の皮ケースに入れて使ってあげています
ですがあのケース、収納するのがいちいち面倒臭すぎます
私は皮ケースに、ケーブルをくるくる巻いて直接収納してます
プラスチックの矯正パーツみたいなのは使ってません
皮のケースは、こちらも高級感がありなかなかよろしい出来です(最近のモデルはケースが仕様変更されてるらしいです、知り合いが最近買った90SLのケースは微妙に作りが違いました)
もちろん良い音も欲しいけどどうせなら高級感も欲しいよって方は大手メーカーの製品を買うのが賢い選択だと思います
箱にも高級感があって、だいたい外国製品は万引き防止のためにあり得ないほど開けづらい箱に入ってたりするんですが、日本は安全な島国なので箱も開けやすい仕様です
イヤホンと同じで黒と銀で統一されたパッケージ、中が見えるように中央が透明のプラスチックで出来ており、そこにスポンジの上に添えられたイヤホンがふんわりたたずんでいる状態です
パッケージ一つにすらこのこだわりよう、大手メーカー、恐るべし
装着感ですがこれはびっくりするほど良いです
インイヤ型(普通の耳穴に添えるタイプ)とカナル(耳栓タイプ)の中間に位置するような形で、インイヤしか使ったこと無い人でも違和感なく付けられますし、カナルじゃないとヤダって人でもちゃんと耳の中まで入ってくるので安心感があります
カナルばかり使っていると耳の中に入ってこないインイヤ型は逆に落ち着かなくなるんですよね…私だけかもしれませんが
インイヤにありがちな、ぽろっと耳からイヤホンが落ちるなんてこともほとんど無いでしょう
ソニーの社員片っ端から耳型を取り、万人の耳に合うようにと設計された形は、見事に誰の耳のもジャストフィットするようです
音漏れは激しいです、見事です
インイヤ型に比べるとマシなのですが、音漏れを懸念してカナルに移行しようとしているなら、この機種は止めた方がいいでしょう
まあこの音漏れが篭もり感の少ないさわやかな音を出すのに一役買っているのでしょうが
同時に遮音性も低く、騒音はかなり入ってきます
電車でトンネルとか入ると音楽が負けます
ただ、エッジの効いた、シャキっとした音のため、小音量でも聞き取りやすく、意外に電車でもストレス無く使えます
音質について書こうと思ったらかなり文章が長くなったので、次回に続きます



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