何か虚しいな…◆qBMinamin.の岩崎みなみとヘッドホンと携帯デバイス等等ブログ
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USTEarphone.x(ドットエックス)タイプを購入しました。
質感、見た目等は、2万円にしては少々貧弱です。 とはいってもこのイヤホンは、実売1500円程度のMDR-E931LPがベースとなっているので、仕方ありませんが。 でも、変に目立つことも無いので、その辺は気軽で良いと思います。 付属品はケースとイヤースポンジですが、ケースには工夫がなされていて、コードをクルクル巻き取ることが出来、非常に便利です。 ケーブルは布巻きで、タッチノイズが多いことと、ケーブルがよれよれになってしまうのが気に食いません。 装着感は基本的に良いですが、若干大きめなので耳穴が小さいと長時間装着してると痛みを感じる可能性はあります。 音漏れ具合はインナーイヤータイプにしては少なめで、iPod付属イヤホンよりも具合は良いです。 音質ですが、まずこのイヤホンは癖が強いものだと感じました。 初めて聴くと帯域のバランスが明らかにおかしくて、これは失敗したかなぁ…と落胆したのですが、しばらく聞いているとなんだかこのバランスもありなような気がしてきて、いつの間にか違和感を抱かなくなってしまっていました。 耳の矯正とは恐ろしいものです。 音のバランスは少し低音が多めですがフラットに近いと思います。 USTイヤホンの特徴として、音に指向性が薄く広がりが良い、そして刺激的な音を全く出さないというものがあります。 とにかく音楽が常に豊かに音場いっぱいに響いていて、物足りなさ、スカスカ感のようなもを感じないのです。 低音は角を削った柔らかく耳あたりの優しい音ですが、それでいてひどくぼやけているということも無く、ボフッと詰まった感じです。 ダイナミック型特有の量感を感じることが出来、グッと迫る音圧と豊かさは決してBA型では表現は不可能でしょう。 ただ、極低音はあまり出ていなくて、スケール感のようなものを表現するのは苦手なようです。 中音、高音はとにかく音の広がりが非常に良いのが特徴です。 カチッと輪郭を描くというスタイルでは無くて、むしろわざとボヤケさせてつかみ所を無くしているように思います。 そのため音に指向性が少なく、ふわあっと広がります。 中高音の強調具合も絶妙で、ボーカルのビブラートやバイオリンなどの弦楽器がとても気持ちよく音場全体を満たすように響きます、個人的にUSTイヤホンで一番好きなところはここです。 また、音がぼやけて聴こえるため、音の粗が聞え辛いのも特徴で、質の悪い音源でも気持ちよく聞かせますが、これを余計な味付けだと嫌う人もいるかも知れません。 高音も、あまり高い音は出ていないようですが、あえて減衰させて耳に痛い音を出さないようにしているように思えます。 耳慣れしていないうちは帯域のバランスにかなりのてこ入れを感じましたが、多分人間にとって刺激が強い音域を減衰させているのでは無いでしょうか。 よってダイナミックレンジがだいぶ均一化され、全域にわたって音が太っていると言いますか、点ではなく面積を持った音に聴こえます。 その分曲のインパクトが失われ平面的な音にも聴こえてしまいます、ドンシャリで音を尖らせインパクトをつけるという方式とは正反対を行くような音色です。 だから刺激を期待して聴くとかなり肩透かしを食らうのですが、豊かで滑らかな音色を求めて聴くなら非常に良いイヤホンです。 こう書くと、スピード感が無い、打ち込み音源に向かない、音が篭ったりつぶれたりするなどの印象を抱かれそうですが、低域のエネルギーが十分でスピード感も感じられますし、音の分離の良さも持ち合わせていて濁った印象を受けたりすることもありません。 打ち込み音源でも各音がきちんと立ち、ボーカルも素直に浮かび上がります。 解像度はびっくりするほど高いわけじゃありませんが不満が出ないレベルのものは持ち合わせています。 ただ流石にギターの表現は苦手で、キレが無いためボボボボと膨らんだ変な音になってしまうため、ロック系の音との相性は良くありません。 まとめると、刺激では無く豊かさで音楽を彩ることに成功したイヤホンです。 私は朝電車でMP3プレイヤーで音楽を聴いていますが、朝から刺激のある音を聴くのは辛いものがあります、しかしこのイヤホンは非常に心地よく聴くことが出来、装着もとても楽なのでほぼこのイヤホンのみの使用になってしまいそうです。 このイヤホンを聞いた後だと、ER-4Sがクリア過ぎて耳が痛く感じてしまいます。 PR
韓国に旅行に行ったときに、向こうのコンビにで見かけて購入。800円位でした。
なぜかパッケージが日本語記載で、微妙に好印象を持ってしまったのが原因です。 付属品はスポンジイヤーピース以外無いシンプルなもの。 装着感は結構良いです。 ケーブルはタッチノイズが少々多めです。 音質ですが、低価格帯によくある、ダイナミックレンジの低いのっぺりとした音です。 低音高音はあまり出ておらず、中音に集中していて、カマボコな音になっています。 全体としては少し暗めな落ち着いた音色で、聴き疲れは無いです。 中高音の広がりが良い以外は、特に美点も無く、好んで使うような品ではありませんでした。 iPod付属イヤホンと比べると、そもそも性能に大きな開きがあって、どの角度から見てもiPod付属イヤホンの方が優れているように感じます。 わざわざこのイヤホンを購入する理由も見出せないです。
Creative Zen X-Fiを購入した知人が居たので少しプレイヤーの試聴をさせてもらいました。
まず、操作性としては、悪いです。 ボタンが多くて、ここまで必要なのかと疑わしくなります。 知人曰く慣れるとそこそこ操作性もよくなるとのことですが、それにしてもソフトウェア側で工夫してもう少しボタンの個数を減らせなかったのかと言いたいです。 ソフトウェア自体ももっさりしていて機敏な動きとは言い辛いです。 音質の方ですが、音加工系の技術を全てオフにして聴いてみると、少し低音寄りで落ち着いた印象。 iPodは中高音辺りにピークを感じるのに対し、Zen X-Fiは低音を基調にしているようで、若干暗い印象を受けますが、その分底支えのあるゆったりとした音調だと思います。 正直なところ音の方向性以外の性能差はいまいち感じられませんでした。 まあ、価格が価格ですし、音響回路にそこまで気合を入れて高品質パーツを使用できてるとも思えないので、質差自体は微々たるものではないでしょうか。 Creativeはハードウェアよりもソフトウェアによる音質向上を謳い文句にしているようで、サイトにもハードの性能の優位性は語られていないものの、音質補完技術は大々的に宣伝されています。 ハードの性能がダメならいくら音質補完したところで…とは思いますが、せっかくの自信を持ってそれらを進めているので、いくらか音質補完機能を使ってみることに。 まず、圧縮音源の失われたディティールと生命感を復元するというX-fi Crystalizerを使用。 X-Fiサイトに添えられているグラフを見てみると、波形の山をグイグイ持ち上げてダイナミックレンジを広げようとしているみたいで、確かに音にメリハリが付き、派手な音色になりました。 ただ、高音の音割れなどの根本的な問題も出現しますし、何より音がスカスカになります。 ピークをさらに持ち上げると言うことは、その分弱音の存在感を弱めてしまうことにつながるので、細かい音がスルーされスカスカに聴こえるのだと思います。 音楽圧縮は高音と弱音を切り捨てて容量を減らしていて、それが音のスカスカ感、物足りなさにつながっていますが、まさにこの技術は圧縮音源に近い処理を行い、圧縮音源の音を再現してしまう劣化の技術なのではないでしょうか。 基本的に要らない機能だと思います。 X-Fi Crystalizerはまだ使うとメリハリが出る面白さもあるのですが、もう一つの売りであるX-Fi Expandは更に要らない子でした。 サラウンド感の再現と言うものの、音がぼやけて中高音が遠のくという代物で、ONにするメリットが見当たりません。 Crystalizerと併用すれば、音をシャギーにしながらサラウンド感を表現できるかなと両方ONにしてみましたが、なんだか形容しがたいごった煮な音色になってしまいました。 バスブーストも同様に要らない機能で、ぼやけた低音がボウンボウンと主張してきて、音をにごらせます。 やはりソフトウェアによる補完技術はろくなもんじゃ無いようです。 付属イヤホンであるEP-830に関しては、典型的なドンシャリタイプで、X-Fi Crystalizerの血を受け継ぐようなイヤホンでした。 基本性能はさほど悪くなく、全体的に高音の強調によるシャカシャカ感は気になるものの、抜けが良くてロック等はエネルギーを感じられる好ましい出来になっていると思いました。 イヤホンのチョイスと言いCrystalizerと言い、Creativeの音響マイスターはシャリシャリ系の音が好みなのでしょうか。 同社のAurvanaブランドイヤホンヘッドホンの出来はどれもすばらしいだけに、その意思をプレイヤーにも反映させてもらいたいように思います。 Aurvana Airを付属イヤホンにしてしまえばかなり高評価得られる予感。 音質については、特筆するような利点が見受けられなかったものの、このプレイヤーはとにかく多機能で、ラジオが聞けたりSDカードに対応していたり、なによりその多機能を12420円(10月24日現在)で実現できているのですから、十分な出来だと思います。 音質に関してはこの価格なら特に不満もありませんが、操作性はもう少しだけ練り直してもらえると非常に出来の良いMP3プレイヤーになるでしょう。 後継機としてZen X-Fi 2が出ましたが、あちらのタッチパネルの評価は芳しく無いですね…。
Edition8を試聴する機会があったので軽く感想を書きます。
あくまでサラッと聞きなので触り程度のことしか書けませんが、ご了承を。 まず本体の質感は、良いといえば良いのですが、高級機種って雰囲気でもありません。 鏡面のハウジングは美しいですが、その他がちょっと安っぽい。 特にヘッドバンドの長さ調節の動きがぎこちなくて、もっとスムーズに動かないものかと思いました。 あの辺は外で激しく動いても緩み辛いようにしていたのかもしれませんが。 装着感はなかなか良いです、耳がすっぽり包まれます。 でもイヤーパッドは少し固めでした、ですが使い込んだらやわらかくなるような気がします。 音漏れが結構激しいです。 室内用ヘッドホンとして見ると少ないですが、ポータブル目的と考えると多い、それくらいのレベルです。 ただ、雑踏の中じゃ多少音量を上げても周りの音にかき消されると思います。 音の感想としては、フラットで綺麗で線が細くて、とても高性能な音だなというイメージを受けました。 低域はふくらみが少なくてあまり主張してきませんが、とても高解像度です。 他の帯域にしても非常に高解像度で、特に高域は硬くて透明度の高い音色が印象に残りました。 音場はULTRASONE得意のS-Logicが生きたのか、窮屈さはありませんでした。 このS-Logicのおかげでしょうか、音があまり耳に刺さらなかったのが好印象で、高域は伸びが良い割りにつやつやしていて、自分の聴いてきたヘッドホンの中では最も気に入った部類です。 また、音がごまごませずに綺麗に整頓している印象で、他の音がつぶれるといったこともありませんでした。 ヘッドホンで言うならHFI-780、イヤホンで言うならER-4Sがそれぞれ似ている音だなと思いましたが、やはりその両機種よりも総合的にレベルの高い音を出していると感じます。 HFI-780で気になっていた高音のかすれ、音数の物足りなさ、中域のへこみ具合は見事に無く、何をとってもEdition8が一歩優勢でした。 ER-4Sも透明度の高さでは負けていませんが、Edition8の方が若干落ち着いた高域で、駆動方式の差からか音に余裕が感じられました。 また、AH-D5000とも高域の質感が似ているような気がしました。低域の表現は全然違いますが。 もうポータブルようとしては贅の限りを尽くしたようなヘッドホンで、こんな音が外へ持ち出せると考えると買っても良いかなと思います。 ただ、不満を挙げるとすれば、低域が若干迫力不足だと言うところでしょうか。 弾力はあり静かな環境で聴くなら十分なのですが、外で使うには幾分量が少なすぎると思います。 音の広がりもやっぱり大型のヘッドホンに比べると分が悪いので、ポータブル用途も考えているならというのが購入の前提になるような気がします。 得意ジャンルはポップスでしょうか。 オケには少しスケール感が不足してますし、ロックだとサラサラ綺麗に流れすぎてちょっとノリが悪い気が…。 打ち込みがめちゃ上手いです、電子音を全て分離しきる分離度の高さ、キラキラ輝きながらも刺さらない高域、リズムよくテンポを刻む低域、強調はされて無いものの、つぶれることなく聴こえてくるボーカルもグッド。 外でポップス聴くなら、最高だと思います。
STAXのイヤホン、SR-001MK2のファーストインプレッションです。
デザインは地味で古臭い感じがします。 逆に言えばレトロチックな良さもあります。 装着感は割と良し、しばらくつけていると耳が痛くなることもありますが。 音漏れは普通のインナーイヤーホンぐらいはします。遮音性もそれと同程度です。 アンプは大きくて持ち運びには不便さを感じます。 アンプの音量調節ツマミは細かい調整まで出来るのでベストな音量に持って行きやすいと思います。 肝心の音ですが、若干中低音より~かまぼこ。 コンデンサ型はバランスドアーマチュア型と同じく低音の再生が苦手で、低音は出ていますし量も大めなのですが、音圧も無く肉厚感も無いので、存在感が希薄です。 また、高音部に関しても、若干の伸びの悪さがあるようにも感じ、この辺が全体的に音抜けの悪さにつながっているようにも思います。 しかし高音の綺麗さについては非常に良く、艶やかでキラキラ輝くように鳴るものの、それでいて痛さは全く無い、丸く優しい音です。 ボーカルは少しだけ靄がかかったような音抜けの悪さを感じるものの、こちらも艶が乗っていて美しいです、粗さを感じることもありません。 音場は広く、繊細な音色は外の空間に溶け込むようで、ドライバーの大きさもあってか、イヤホンらしい窮屈な印象は一切受けません。 音の丸さからあまり解像度が高い!という印象は受けないものの、たまに覗かせる繊細な鳴りは、解像度の高さを感じさせます。 滑らかな音質ですが音の立ち上がりが早く、音数が増えてきてもごちゃごちゃ音が混ざってしまうことはありません。 薄っぺらい低域はドラムをテンポよく刻むのに相性がよく、その音の立ち上がりの良さもあいまって意外にスピード感が出ることもあります。 基本的に希薄な音色で支えのあるしっかりした音楽を再生するには向かないものの、ピアノソロ、ボーカル系にはかなりの能力を発揮します。 窮屈さも無く、いやみのある音も出さないので、綺麗な音色の音楽ほど気持ちよく聴けます。 激しい音楽、重厚感が必要な音楽については、各個人がコンデンサ型の鳴りを許容できるかにかかっているように感じます。 それさえ許せるなら、決して相性が悪いとは言えないでしょう。 イヤホンというとどうしても小さいスケールの中でキンキンと細い音色で迫力をつけているものが多いのですが、その中でこいつはイヤホンらしからぬ余裕を感じさせる滑らかな音色。 外出中ではそうそう味わえないゆったり感を満喫できます。 |
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